著者は、アメリカ政府の対中政策の中枢にいた人物である。
この本に書かれていた「太平洋をアメリカと2分割する」ということを、習近平が米中首脳会談で既に提案している。
現在、日本では中国による尖閣諸島への進出、マスコミや議員・自治体・自衛隊・企業に対する工作活動、土地の爆買い、移民や観光客の増加、孔子学院の設置、大規模なサイバー攻撃、沖縄のマスコミや反基地市民運動への関与の疑いなどの懸念事項がある。
この本によると、中国は日本を中国の一部にしようと計画的に行動している。内容を信じる信じないは別として、日本人が、一度読んでおくべき本だと思う。