ローラさん、「辺野古埋め立て反対」の訂正をしてください。
モデルのローラさんが、美しい海の広がる辺野古の埋め立てを止めるために、ホワイトハウスに提出する署名を集めることを、インスタグラムで呼びかけた。
そして早速、沖縄県知事がその発言を
と、政治利用している。
ローラさんへ
美しい海を埋め立てたくない気持ちは誰にでもあると思います。
でもローラさん、考えてください。
移設反対の場合、普天間基地が残ります。普天間は、近くに住民が多く住み、住民にとって危険性が高いので普天間の代わりになる場所を見つけて建設し、普天間基地をなくすという方針です。日本とアメリカで合意している方針です。
もし、「辺野古は作らないし、普天間基地も危険だからなくそう」となったら、沖縄米軍の戦力が低下します。その影響で、他の沖縄の基地もなくそうという動きも出るでしょう。
もし、沖縄から米軍基地がなくなったら、将来、代わりに中国の基地ができる可能性が高いです。
「そんなことないよ。占領なんてできるわけないじゃん」と思われるかもしれません。
確かに戦争は簡単には起きないでしょう。
でも、①辺野古基地建設中止 →②普天間基地取り壊し →③他の在韓米軍の撤退
→④沖縄での中国資本のさらなる拡大と、沖縄の独立機運が盛り上がり
→⑤沖縄独立「琉球国」へ →⑥「琉球国」が中国の影響下に入り、「守るため」と称して中国軍が来て、使われなくなった基地を再利用。→⑦何もなかった海岸に「琉球国民を守るため」と称して、基地や軍港ができる可能性もある。
こんな流れが目に見えています。
「そんな馬鹿な」と思われるかもしれません。
でも中国は、領有権が決まっていない南シナ海を「全部自分のもの」と言い出し、他国と紛争を起こし、フィリピンから米軍が撤退すると、フィリピンが領有権を主張する島を占領しました。「軍事基地は作らない」と言っておきながら、作っています。中国は言う約束は、守られません。
日本の領土である尖閣諸島も、中国も以前は日本の領土と中国の文献で記していたのに、地下資源があることがわかってから「中国のものだ」と言い始め、実効支配しようという行動を少しずつ増やしています。
そして中国の有識者達などから、「沖縄は中国のものだ」と言い、広めようという動きが出てきてます。
沖縄は地理的に、中国の真ん前にあり、アメリカの領土のグアムなどと中国の間にあるので、どうしても中国の脅威にさらされやすいから、軍事基地を置かざるを得ません。とても不憫な場所だと思います。
「戦争反対。軍隊なくそうよ」と思われるかもしれません。
日本がなくすなら、中国も、ロシアも、北朝鮮も、韓国も、アメリカも、みんな一緒になくしていきましょうよ。日本だけがなくしたら、どうなります?
ローラさん、鳩山さんが総理大臣になるまでは普天間基地を辺野古に移設することで決まっていました。それを鳩山さんが「最低でも県外に移設しよう」と言い出し、「県外に移設できるのでは。辺野古に作らなくてもいいかも」と言い出す人が増え、収拾がつかなくなりました。
そんな鳩山さんが後で、「県外移設は諦める。沖縄に米軍があることが戦争を起こさせない抑止力になっている」と言い、政府として県外移設を断念しました。
鳩山さんは、辺野古移設反対と言っていたのを、訂正しました。ローラさんにもできます。
ローラさん、日本の、沖縄の人達を守るために、「辺野古移設反対」のメッセージを訂正してください。あなたの言葉の力がとっても大きいのです。